現場の声から生まれ、研削の現場とともに歩んできた歴史
研削作業において、砥石のパフォーマンスを最大限に引き出すために不可欠な「砥石フランジ」。
稲見精密が独自に企画・設計する研削盤用砥石フランジは、私たちが長年の研削加工現場で培ったノウハウと、「現場の課題を解決したい」という想いから誕生した自社製品です。
開発の原点
現場で感じた「わずかな違和感」から
「あとほんの少し、仕上げ精度を上げたい」
「砥石の着脱やバランス調整にかかる時間を短縮できないか」
研削加工の現場では、ほんのわずかな振動やブレが加工面粗度や寸法精度に大きく影響します。
自社で日々の研削作業に向き合う中で私たちが着目したのが、砥石を保持する「フランジの精度・剛性・装着性・耐久性」でした。
どれほど優れた砥石も、支えるフランジに妥協があれば真の性能は発揮できません。
「現場で本当に使いやすく、安定した高精度を出せるフランジを自分たちの手で創ろう」
——これが、稲見精密のフランジ開発のスタートでした。

開発ストーリー
現場の声から生まれた妥協なき追求
自ら現場へ足を運んでの実寸作業や、新機種動向の視察と製品開発。自分の足で探し求め、「既存品より良いものをつくる」という一心で開発を重ねてきました。
特に内面テーパー部のあたりや振れ精度にこだわり抜き、
「中古機を買ったが、合うフランジがわからない」
「依頼していたメーカーが廃業して困っている」
といったお客様のお困りごとを一つひとつ拾い上げ、商品化へと結実させたのです。

実績と信頼
多くの現場に選ばれ続けてきた理由
1988年の創業以来、自社での使用にとどまらず外販を開始。2017年からは5社以上の大手研削盤メーカーへの供給も始まりました。
「稲見のフランジを使うようになってから、段取り替えがスムーズになった」
「安定して高い仕上げ精度が出せるようになった」
このようなお声を全国の現場からいただき、現在では稲見精密の技術力と「現場に寄り添う姿勢」を象徴する事業の大きな柱へと成長いたしました。
長年にわたり多くの現場で愛用され続けている実績こそが、私たちの誇りであり品質の証です。

これからの稲見精密
研削現場の品質向上を目指して
時代が変わっても、モノづくりの現場で求められる「確かな精度」と「作業の効率化」への追求が変わることはありません。
一時の流行りではない「長く愛され続けるもの」をお届けするために。
稲見精密はこれからも加工メーカーとしての現場視点を忘れず、技術向上と技術者の育成に励み、真に現場に貢献できる高品質な砥石フランジをお届けしてまいります。
